自由民主党岐阜県支部連合会

ぎふ政治塾 講座内容

第八期

第8期自民党ぎふ政治塾年間スケジュールと講師

 (時間はいずれも13:00~16:30)

第一回講座 【決定】 平成30年9月29日(土)入塾式・定期講座
  入塾証授与・塾生による決意表明
講師: 【野田 聖子】衆議院議員、県連会長、ぎふ政治塾総長
演題: 「記念講演」
講師: 【阿部 竹松】日本大学名誉教授
演題: 「立候補者に求められるスピーチ技法」
講座終了後: 懇親会
第二回講座 【決定】 平成30年10月13日(土)定期講座
講師: 【藤原 勉】岐阜県本巣市長
演題: 「地方行政をとりまく現状と課題」
講師: 【上手 繫雄】前岐阜県副知事
演題: 「人口減少時代の地方の課題」
第三回講座 【決定】 平成30年10月27日(土)定期講座
講師: 【小野田 紀美】参議院議員
演題: 「我が国の諸問題と政治活動のあり方について」調整中
講師: 【北川 正恭】元三重県知事
演題: 「戦後政治の変化‐集権から分権、創生‐紙からネット‐依存から自立‐」
第四回講座 【決定】 平成30年11月10日(土)定期講座
講師: 【依田 秀則】国土交通省中部地方整備局 岐阜国道事務所長
演題: 「道路に関する最近の話題」
講師: 【金子 一也】松下政経塾 理事兼塾長
演題: 「指導者の条件」
講座終了後: JR岐阜駅前にて街頭活動
第五回講座 【決定】 平成30年11月24日(土)定期講座
講師: 【﨑浦 良典】岐阜県観光国際局長
演題: 「岐阜県の観光振興施策について」
講師: 【津曲 陽子】NPO法人「日本で最も美しい村」連合
演題: 「未来の地域の在り方について考える ~イタリアの村での事例から~」
第六回講座 【決定】 平成30年12月8日(土)定期講座
講師: 【園田 修光】中央政治大学院副学院長・参議院議員
演題: 「誰もが安心して受けることのできる介護をー待ったなしの介護人材不足対策」
講師: 【三浦 博史】選挙プランナー
演題: 「選挙最新事情 あと一票」調整中
講座終了後: JR岐阜駅前にて街頭活動
第七回講座 【決定】 平成31年1月12日(土)定期講座
講師: 【田中 勝士】自民党岐阜県連組織委員長・岐阜県議会議員
演題: 「地方政治と選挙について」
講師: 【内田 豊】リンカーン・フォーラム代表理事
演題: 「地方選挙と公開討論会」
講座終了後: JR岐阜駅前にて街頭活動
第八回講座 【決定】 平成31年2月16日(土)定期講座
講師: 【井上 清敬】岐阜県県土整備部河川課長
演題: 「近年の水害を踏まえた岐阜県の河川事業の戦略」
講師: 【市ノ澤 充】(株)VOTE FOR (政治山)代表取締役
演題: 「『ネット選挙』解禁から6年、変わる選挙と投票のカタチ」
第九回講座 【決定】 平成31年6月1日(土) 定期講座
講師: 【渡辺 猛之】塾長・参議院議員
演題: 「ぎふ政治塾に期待すること」
講師: 【牧瀬 稔】関東学院大学法学部地域創生学科准教授
演題: 「人口減少を乗り越える地方創生」
第十回講座 【決定】 平成31年7月27日(土) 卒塾式
講師: 【佐竹 康峰】元東京スター銀行会長
演題: 「銀行マンとは何か」
講師: 【野田 聖子】衆議院議員、県連会長、ぎふ政治塾総長
演題: 「これからの自民党」

令和元年7月27日(土)ぎふ政治塾第10回講座・卒塾式

7月27日(土)県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第10回講座、卒塾式を開催いたしました。

講義に先立ちまして、松岡正人県連組織委員長(岐阜県議会議員)にご挨拶をいただきました。

第1部講義には、佐竹康峰 元東京スター銀行取締役会長をお招きして『銀行マンとは』をテーマにご講演をいただきました。

銀行の現状や今後の銀行にあり方、存続についてご講演をいただきました。質疑応答では、金融関係の講義ということもあり、多数の質問が出て大変有意義な講座になりました。

第2部の卒塾式では、主宰の村下貴夫県連幹事長より激励のお言葉をいただき、総長の野田聖子県連会長より塾生に修了証書が授与されました。

当日は野田総長より「これからの自民党」をテーマに記念講座が開催され、今回の参議院議員選挙を踏まえ、新党の躍進による国会内のバリアフリー化への変化等、選挙結果を総体的にお話され、最後に、政治家は国民の代表者ではなく代弁者、政治はこれまでの実績ではなくこれからの夢を語り、人を批判するのではなく自らを磨かなければいけないということをご教授いただきました。

終わりに、塾生一人一人から今期の感想や今後の決意などを一言スピーチとして行ない、政治塾での経験や一緒に学んだことなど様々な話がありました。

8期塾生のみなさま、1年間の講義を通して得た学びの機会を大切に、今後の人生、議員活動等に生かしていただき、活躍していただければ幸いです。

塾生のみなさま1年間ご参加いただきまして、ありがとうございました。


令和元年6月1日(土)ぎふ政治塾第9回講座

6月1日(土)県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第9回講座を開催いたしました。

始めに村下貴夫県連幹事長(岐阜県議会議員)、田中勝士県連組織委員長(岐阜県議会議員)にご挨拶をいただきました。

第1部講義には、渡辺 猛之塾長・参議院議員をお招きして『ぎふ政治銃に期待すること』テーマにご講演をいただきました。

最初に今回の統一地方選挙に出馬された6名(オブザーバー含む)から、選挙を終えてについて一言ずつスピーチをしていただきました。

渡辺塾長から、自らの経験を踏まえ、政治家はその時に損得で決断をしては良くない、筋を通すことが大切であることを教授され、ぎふ政治塾生には、恐れず立候補し、議員バッチを付け、信念を持ち、筋を通す議員になっていただきたいとの期待を述べられた講演をいただきました。

第2講座では、牧瀬 稔関東学院大学法学部地方創生学科准教授から「人口減少を乗り越える地方創生」をテーマにご講義をいただきました。

人口減少対策の政策アドバイザーとして携わり、成功事例の市町の結果を基に、地方創生とは人口の維持(増加)を目指した政策、人口減少を前提とした政策を実現していくことであることを説明され、岐阜県内市町でも人口減少対策が課題になっている中でありましたので、大変意義ある講座になりました。


令和元年5月24日(金)~25(土)ぎふ政治塾東京研修

令和1年5月24日(金)~25日(土)第8期ぎふ政治塾東京研修を開催致しました。

1日目の最初は総理官邸を見学。国公賓をお迎え式典などが開催される大ホールや、総理や官房長官等が会見される記者会見室、内閣発足写真を撮られる階段等を見学されました。

その後、自民党本部にて昼食。野田聖子総長・衆議院議員、古屋圭司衆議院議員、武藤容治衆議院議員、金子俊平衆議院議員、渡辺猛之参議院議員、大野泰正参議院議員がおみえになり挨拶され、共に自民党名物カレーをいただきました。

第1講座では、コンプライアンスについての講義をお聞きしました。

続いて、石原 伸晃 中央政治大学院長・衆議院議員からご挨拶をいただきました。

第2講座では、石破茂衆議院議員から「地方創生に向けてなすべきこと」をテーマに講演をいただき、人口減少は日本の最大の課題や、地方創生については地方鉄道の活用性などのお話をいただきました。

2日目は、始めに有志にて靖国神社の正式参拝をさせていただいました。

第3講座では、平沢勝栄衆議院議員から「憲法改正を巡る現状と課題」をテーマに、憲法のおかしな表現や憲法改正について講演をいただきました。

その後、自民党本部内を見学させていただき、中央政治大学院事務局の方より自民党の歴史についてご説明をいただき、最後に竹中誉運営委員長からお礼挨拶にて全ての工程を終了致しました。

この度の東京研修では、参加者それぞれが研鑽を深めることができました。


平成31年2月16日(土)ぎふ政治塾第8回講座

2月16日(土)県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第8回講座を開催いたしました。

最初に、田中勝士県連組織委員長(岐阜県議会議員)にご挨拶をいただきました。

ご挨拶される田中勝士組織委員長

第1部講義には、井上清敬岐阜県県土整備部河川課長をお招きして『近年の水害を踏まえた岐阜県の河川事業の戦略』テーマにご講演をいただきました。

平成30年7月豪雨により、岐阜県内で水害が発生したことを踏まえ、その時の雨量等の出水概要、被害状況、水害発生システムや、岐阜県としての今後の防災・減災対策をソフト・ハードの面から詳細にご説明をいただきました。

第2講座では、市ノ澤充株式会社VOTE FOR代表取締役から『「ネット選挙」解禁から6年、変わる選挙と投票のカタチ』をテーマにご講義をいただきました。

選挙全般の様々なデータを収集され、ネット選挙が解禁されてからの年代別投票率推移や、期日前投票の増加率などを基に選挙の現状。また、ネットで行なえる選挙について、今まで行なえなかったネットによる投票依頼、当選御礼など、SNSやホームページを活用して行なえることになったことや、ネットを活用することによってのリスクについて詳細なご説明をいただき、1部・2部共に、現職議員、政治を志す塾生にとって大変有意義な講座となりました。

講座終了後のレクリエーション


平成31年1月12日(土)ぎふ政治塾第7回講座

今年最初になる1月12日(土)に県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第7回講座が開催されました。

はじめに、主宰の村下貴夫幹事長(県議会議員)が激励挨拶をした後に、田中勝士県連組織委員長(県議会議員)を講師にお招きし、第1部講義「地方政治と選挙について」をテーマにご講演をいただきました。

ご挨拶される村下幹事長

最初に自らが選出されている選挙区の過去、現在の選挙事情、状況、結果等を掘下げて説明され、ご自身が当選された経緯については、最初は保守地盤の強い地域で自民党候補の対抗馬として出馬し3度目の選挙で初当選されたが、2度の落選を経験し、一票の重みを強く感じられ、そして自民党の強い組織力、地域への高密着度、自民党へ立ち向う壁の高さを実感されたことなど、貴重なお話をいただきました。

自らの経験を踏まえ、政治に携わる塾生に向けて、選挙に臨むに当たっての8か条を話されました。
①支持者の立場を配慮する。
②自らの意思を持つ。
③思いつく事はやる(違反以外)。
④候補者自身が明るく前向きになる。
⑤不正は行なわない。
⑥個人批判を行なわない。
⑦自らの票数をアピールする方はあてにならない。
⑧勝った方が頭を下げ遺恨を残さない。
現職議員、これから政治を目指す塾生にとって大変意義ある講座になりました。

第2部講義では、内田豊(一社)公開討論会支援リンカーン・フォーラム理事長から「地方選挙と公開討論会」をテーマにご講演をいただきました。

公開討論会は、元々市民団体の開催が多かったが、青年会議所が開催することが多くなったことや、公開討論会への出席者の当選率を統計したところ、出席した方のほうが2倍多く当選したデータを踏まえ、自民党としても当選率が高くなることを高く評価し、公開討論会を推進された。

公開討論会において有権者は候補者のどこを見ているか、ポイントをお話されました。

①自らの言葉で話しているか。
②YES、NOをはっきり回答しているか。
③質問の本質をはぐらかす回答をしていないか。
④他の候補者の話を聞いているか。
との出席時の留意事項を促され、塾生へのアドバイスをいただき、
①公開討論会には出席した方が良い。
②公開討論会を開催する動きがない場合は、記者会見で促すか、青年会議所等に直接依頼する。
等の公開討論会の現状、選挙に与える影響、公開討論会にまつわる選挙実情のお話を伺えて、とても有意義な講座になりました。


12月8日(土)ぎふ政治塾第6回講座

12月8日(土)県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第6回講座を開催いたしました。

最初に、渡辺猛之塾長(参議院議員)に激励のご挨拶をいただきました。

第1部講義には、園田修光中央政治学院副学院・参議院議員をお招きして「誰もが安心して受けることのできる介護を-待ったなしの介護人材不足対策-」テーマにご講演をいただきました。

国会に於いては、外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が、8日午前4時すぎに参議院本会議で与党などの賛成多数で可決・成立されました。園田先生には僅かな睡眠の中おこしいただき、当日、可決・成立された改正入管法や、5日可決・成立の水道方改正法案等についてご説明をいただきました。

現在、日本は労働者が不足しており、経済に大きな影響を与えている。特に高齢化社会を支えている介護・福祉の分野では深刻な問題であり、都内を中心に介護需要が高いが、人材不足により需要を満たすことが出来ない現状にある。今回の改正入管法の成立により5年間で最大34万人の受け入れを想定し、深刻な人手不足に対応する道を開き、日本の外国人労働者政策の転換となる。

また、水道法改正案は自治体の水道事業の基盤を強化するための法案であることについてご説明をいただきました。

第2部講座では、三浦博史選挙プランナーから「選挙最新事情 あと一票」をテーマにご講義をいただきました。選挙運動においては、選出されている自治体のPRを大切にすること、また農業人口は職業別にみても低いが、農業政策を取り入れると効果的。選挙は情である、選挙用写真は情がある物を選び、好感度を上げるには写真を活用する。また、来年公職選挙法が改正され、地方議員選挙でも選挙法定ビラを配ることができることになるので、選挙法定ビラを活用すると良い。

世論調査の数字は正確であり、選挙結果として現れる。また、電話による選挙運動について、オペレーターによる名簿に基づいた電話選挙運動は効果が薄く、候補者自らが電話選挙運動を行なう事が最も効果がある。また、ネット選挙については、SNS活用選挙で勝つことはないが、無視することは要注意で、決してネット選挙を侮らない方が良い等、選挙運動のノウハウについてご説明をいただきました。最後に地方の保守系政治関係者の方には、地方のために夢と希望を持ってこれからも活動していただきたいと励ましのお言葉もいただき、大変意義ある講座になりました。


11月24日(土)ぎふ政治塾第5回講座

11月24日(土)県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第5回講座を開催いたしました。

最初に、村下貴夫主宰(県連幹事長)、田中勝士県連組織委員長(県議会議員)に激励のご挨拶をいただきました。

第1部講義には、崎浦良典岐阜県観光国際局長をお招きして「岐阜県の観光振興施策について」をテーマにご講演をいただき、岐阜県内の圏域・性別・年齢別等の観光客数、観光消費額等、更には外国人観光客の来岐状況の詳細説明や、平成30年度の主な取組みとして関ヶ原古戦場開発、東美濃歴史街道整備を始め観光資源を核とした広域観光推進、また、バリアフリー観光の普及促進、外国人観光客の受入環境整備などユニバーサルツーリズムの普及など、観光産業の基幹産業化し5年、10年後を見据えた取組みや方向性についてご講演をいただきました。

第2部講座では、津曲陽子「日本で最も美しい村」連合事務局から「未来の地域の在り方について考える~イタリアの村での事例から~」をテーマにご講義をいただき、イタリア在学中に学ばれたことについて、人口350名の村では、少ない予算や人材を最大限活用し、人の繋がりを通じて世界と繋がり、大きな効果を生み出す、そんな地域の在り方に可能性がある。「地域を守りましょう」にも限界があり、「守る」だけでは無くなってしまう、永遠に続くものではない。小さな町村は減少していかざるを得ない時代だが、理念を共有、そして効率化とバランスを大切にし、繋がりを最大限活用することが更なる発展への原動力になる旨のお話をいただき、大変意義ある講義になりました。


11月11日(土)ぎふ政治塾第4回講座

11月10日(土)県連大会議室にて第8期ぎふ政治塾第4回講座を開催いたしました。

最初に、渡辺猛之塾長(参議院議員)、田中勝士県連組織委員長(県議会議員)に激励のご挨拶をいただきました。

第1部講義には、依田秀則岐阜国道事務所所長をお招きして「道路に関する最近の話題」をテーマにご講演をいただき、東海環状自動車道、国道21号線、国道41号線の事業概要、進捗状況を始め、道路予算編成の流れ、新規道路の計画から維持管理・事業評価までの流れについて画像を使用しながら分かりやすくご説明いただきました。

道路は生活交通や物流など広域ネットワークとして重要な役割を果たしており、地方経済・産業の成長・強化、また災害リスク回避など、交通ネットワークの構築を始めとした社会資本整備の必要性を学ぶことができました。

第2部講座では、金子一也 松下政経塾理事兼塾頭から「指導者の条件」をテーマにご講義をいただき、松下政経塾 松下幸之助塾主の「わが国の人材資源は質の高い豊かなものがあり、将来の指導者たりうる逸材の開発と育成こそ、多くの課題を有するわが国にとって、緊急にしてかつ重要な課題である」松下政経塾設立趣旨、基本理念についてご講演いただき、リーダーとは、誰もがだめだと思う時に望みをもち、悪い状況をどう好転させるか。素直な気持ちで人の話しをよく聞き、衆知を集めることができ、人の所為にするのではなく、全ての責任は自らにあると思える心をもつことがリーダーの条件。極意は熱意とビジョンをもつことである。また、人の話し(提案)受け入れて、いいものを見つけ褒めて伸ばすことが人を育てることであり、良き人材育成が大切で、ビジョンを実現できる人を育てることが良きリーダーの条件である。リーダーの見方、考え方が組織を変えることができる旨のお話をいただき、自らを見つめ新たな気持ちで志を高めることができた大変意義ある講義になりました。


10月27日(土)ぎふ政治塾第3回講座

平成30年10月27日(土)、県連大会議室において第8期第3回講座を開催しました。

最初に、渡辺猛之塾長(参議院議員)、長屋光征県連組織副委員長(県議会議員)にご臨席をいただき激励のご挨拶をいただきました。

第1部講義には、小野田紀美参議院議員をお招きして「我が国の諸問題と政治活動のあり方」をテーマに、自らの生い立ちから政治家を目指した志、区議会議員時代の苦労話や地方議員を取り巻く現状等のお話をいただき、「選挙はお金が無くても出来る。政治家はクリーンにやる事、お金をかけずにやる事、信念をもってやる事。」と述べられ、政治家を志す塾生にとって身が引き締まるお話をいただきました。

また、国の諸問題として、仕事が無い時代から人材不足の時代に変化してきたが、地方では業種によって仕事が無い状況である現状や、外国人研修生を始めとする外国人労働者の課題など詳細なお話をいただきました。

第2部講座では、元三重県副知事 北川正恭氏から「戦後政治の変化-集権から分権-紙からネット-依存から自立-」をテーマにご講義をいただきました。様々な政治改革を行なわれ、政治改革は選挙を変えなければならないことから公職選挙法を改正し、中選挙区⇒小選挙区制度へ。真の政治改革は立法、司法、行政改革であり、行政改革は地方分権である、選挙をお願いから約束の選挙に変える、それがマニュフェストであり、マニュフェストを掲げ三重県知事に当選した。ローカル選挙でマニュフェストは有効で最大の武器になる。何の為に、誰の為になるのかを提唱して活動していただきたい等のお話をいただき、大変有意義な講座でありました。


10月13日(土)ぎふ政治塾第2回講座

平成30年10月13日(土)、第8期第2回講座を開催しました。

ご来賓として、猫田孝県連会長代行、村下貴夫主宰(県連幹事長)、田中勝士県連組織委員長にご臨席をいただき激励のご挨拶をいただきました。

第1部講義には、岐阜県本巣市長 藤原勉氏をお招きし「地方行政をとりまく現状と課題」をテーマに、県行政と市町村行政の違い、市町村行政の現状について講義をいただきました。

講座では、県職員から本巣市長に擁立された経緯やエピソード、県の仕事と市町村の仕事についてお話をされました。市長に就任し現場第一主義をモットーに進めてきたが、地方役場職員は、日頃から直接市民と対応するため過大なストレスを抱えている。また、県庁職員と市町村役場職員とでは差がある。差を少なくするため若い職員を中心に研修会を立ち上げ、新しい考え等を取り入れるシステムを進めていると述べられました。本巣市は農業、工業がそこそこ元気な町だが、新たに工業団地を造成し、雇用の場、税収の場を実現してきたが、これからの市町村は「稼げる行政」を目指し、安定した行政運営を行わなければならないと話をされました。

第2部講座では、前岐阜県副知事 上手繁雄氏から「人口減少時代の地方の課題」をテーマに、岐阜県の長期構想の検討、市町村・県の二重自治体構造、今後自治体はどうなるのかについて講義をいただきました。

講義の最初に、塾生が関心のある任期途中での副知事辞任についての裏話をされ、県職員・副知事時代のエピソードなどについても話していただきました。

県長期構想の検討の中では、県立高校の教育の在り方について、公共交通・機能集約について話をされ、疎地を走らせている公共交通に限界が来ており、民間公共バスは廃止し、県・市町村直営にてオンデマンドバス・タクシーで行なった方が予算的にも効率が良い。これからは行政、民間機構も集約していく必要がある。例えば、「道の駅」に郵便局、銀行、JA、コンビニ、ガソリンスタンド等を集中させ、オンデマンンドバス・タクシーで結ぶ方法等について述べられた。

道州制については、全国市町村会や地方が反発しているため、道州制ではなく圏域マネージメントと都道府県・市町村の二層制が必要であると述べられた。

今後自治体としては、新たな自治体行政を考え、スマート自治体への転換が必要で、経営資源が大きく制限されることを前提に、破壊的技術(AI・ロボテック)を使いこなし、従来の半分の職員でも自治体が本来担うべき機能を発揮する必要があることをお話されました。


9月29日(土)ぎふ政治塾入塾式及び第1回講座

9月29日(土)「第八期自民党ぎふ政治塾」が開校

地方議員、会社員、若手経営者、公務員、学生などが参加、グランヴェール岐山にて入塾式並びに第1回目の講義を実施しました。

第1部の入塾式では、野田聖子総長(県連会長、総務大臣)、渡辺猛之塾長(参議院議員)、村下貴夫主宰(県連幹事長)、田中勝士県連組織委員長(県議会議員)から塾生へ激励のあいさつをいただいた後、野田総長より塾生一人ひとりに入塾証が授与されました。

その後、野田総長より記念講演をいただき、ふるさと納税のお話や自らの当選後のエピソードなどを講演され、既得権益の矛盾や現実の政治内容を理解できた等、塾生からは心に残る演説でしたとの感想をいただきました。

一部の締めくくりに、塾生から自己紹介を兼ねての一人一言スピーチで決意を述べていただきました。

今期は35名が入塾され、前期よりの継続者や新規入塾者とも、政治に対する志を持って入塾され、出席者全員が心新たにスタートされました。

その後、阿部竹松氏(日本大学名誉教授)による講演が行われ、立候補者に求められるスピーチ技法をテーマに講演をいただき、現在の有権者の意識変化等、過去との変化のご説明をいただき、スピーチの組み立て方、速度、行儀作法、姿勢や目線、服装、聴衆の心をつかむ話し方などスピーチのイロハを伝授いただきました。

受講生が候補者になった事をイメージし、実際に受講者が登壇し、マイクを通し立会演説や街頭演説を短く行い、その演説に対し阿部先生から感想や意見を交えて講評をいただきました。中には初めて演説される方もみえ、緊張しながら演説される塾生もみえましたが、それぞれが阿部先生の講評に耳を傾けていました。

塾生からは実際の塾生のスピーチの評価があり、ポイントが分かり易く理解できたや、演説内容のみならず政治家としての必要な振る舞い、人は耳だけではなく目で聞いており、学歴ではなくみんなのために働ける人が必要である等の塾生からの感想をいただき、現在の有権者が求める政治家像や票獲得の本質、実際の1票の大切さを理解し実感でき、非常に充実した講演でありました。

最後に講師の阿部先生を囲み集合写真を撮影で入塾式、第1回講座を修了致しました。

その後、懇親会を行い、県連役員と塾生、塾生相互のコミュニケーションを深めました。

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