第六期
第6期自民党ぎふ政治塾年間スケジュールと講師
(時間はいずれも13:00~16:30)
第一回講座 | 【決定】 | 平成28年9月10日(土)入塾式・定期講座 |
入塾証授与・塾生による決意表明 | ||
講師: | 【野田 聖子】ぎふ政治塾総長、県連会長、衆議院議員 | |
演題: | 「 記念講演 」 | |
講師: | 【伊吹 文明】衆議院議員 | |
演題: | 「 保守とはなにか ー日本文化を考えるー 」 | |
終了後: | 県連幹部との意見交換会 | |
第二回講座 | 【決定】 | 平成28年10月8日(土)定期講座 |
講師: | 【野村 真一】武藤容治事務所政策秘書 | |
演題: | 「 政策立案について 」 | |
講義内容: | 政策立案 | |
塾生によるグループワーク | ||
第三回講座 | 【決定】 | 平成28年11月12日(土)定期講座 |
講師: | 【谷 公一】衆議院議員 | |
演題: | 「 災害に強い地域づくり 」 | |
講師: | 【阿部 竹松】日本大学名誉教授 | |
演題: | 「 聴衆を説得するスピーチではなく、聴衆を納得させるスピーチ 」 | |
終了後: | JR岐阜駅前にて街頭活動(阿部講師参加) | |
第四回講座 | 【決定】 | 平成28年12月10日(土)定期講座 |
講師: | 【根本 幸典】衆議院議員 | |
演題: | 「 地方自治について 」 | |
講師: | 【金子 一也】松下政経塾研修局長 | |
演題: | 「 ディベート実践講座 」 | |
第五回講座 | 【決定】 | 平成29年2月11日(土)定期講座 |
講師: | 【西田 昌司】参議院議員 | |
演題: | 「 憲法改正について 」 | |
講師: | 【古橋 麻美】お蔭様の心で神社を詣でる会 代表 | |
演題: | 「 大和の心を持つリーダーに 」 | |
第六回講座 | 【決定】 | 平成9年3月13日(土)定期講座 |
講師: | 【城内 実】衆議院議員 | |
演題: | 「 外交について 」 | |
講師: | 【落合 正和】マーケティングコンサルタント・Webメディア評論家 | |
演題: | 「 インターネット及びSNSにおけるリスク管理と正しい付き合い方 」 | |
終了後: | JR岐阜駅前にて街頭活動 | |
第七回講座 | 【決定】 | 平成9年4月8日(土)定期講座 |
演題: | 【河村 建夫】衆議院議員 | |
講師: | 「 地方創生について 」 | |
演題: | 【たかまつ なな】お笑いジャーナリスト | |
「 政治を身近に 」 | ||
第八回講座 | 【決定】 | 平成29年5月13日(土)定期講座 |
講師: | 【鴻池 祥肇】参議院議員 | |
演題: | 「 今伝えたいこと、守りたいこと 」 | |
講師: | 【阿部 竹松】日本大学名誉教授 | |
演題: | 「 スピーチ技法 」 | |
第九回講座 | 【決定】 | 平成29年6月10日(土)定期講座 |
講義内容: | 「 塾生による政策立案発表 」 | |
講評: | 【金子 一也】松下政経塾研修局長 | |
第十回講座 | 【決定】 | 平成29年7月8日(土) 卒塾式・記念講演 |
講師: | 【川上 和久】国際医療福祉大学 教授 | |
演題: | 「メディア政治の功罪」 | |
講師: | 【野田聖子】ぎふ政治塾総長・県連会長・衆議院議員 | |
演題: | 「通常国会を終えて」 |
7月8日(土)ぎふ政治塾第10回講座・卒塾式
7月8日(土)第六期自民党ぎふ政治塾第10回講座・卒塾式を開催いたしました。
講義に先立ちまして、ぎふ政治塾主宰の猫田孝幹事長、組織委員長の佐藤武彦県議会議員にご挨拶をいただきました。
第1部には、国際医療福祉大学教授の川上和久氏をお招きし、「メディア政治の功罪」をテーマにご講演をしていただきました。
悪いところばかり取り上げられることで、民意が政治に反映されにくい状態になり、投票率が低下していると感じました。メディアが発達した社会の中で、メディア報道が有権者の争点についての判断に大きな影響を与えている状況であるということを学び、ネットを活用して情報を発信する場合は活用方法もしっかりと考えなくてはいけないと感じました。
新聞やテレビなど論調も表面的に見るのではなく、核心はどういうことなのか見極めて見ることが大事だと思いました。
第2部では、ぎふ政治塾総長の野田聖子県連会長お招きし、「通常国会を終えて」をテーマに記念講演をしていただきました。
自民党の現在の問題点や反省点などを教えて頂きました。
自民党とは特定政党を持たない人たちの受け皿であり、様々な人を受け入れる政党であると改めて学ばせていただきました。
野田総長の政治家としての在りかたとして、結果が全てであり、勝ったときは有権者の方のおかげで、これまでの実績を語るのではなく、これからどうするべきかを訴えていくかが大事である。
人を批判するのではなく自分を磨かなければいけないということを教えていただきました。
また第2部講義の前に、卒塾式を行いました。
修了証書の授与、第9回講座で行った政策立案発表の最優秀グループの表彰、優秀な成績を修めた塾生への表彰と2分間スピーチを行いました。
第6期を通しての感想や今後の決意などを語っていただきました。
第6期ぎふ政治塾生の今後を期待したいと思います。
6月10日(土)ぎふ政治塾第9回講座
6月10日(土)、第6期自民党ぎふ政治塾第9回講座が開催されました。
今回の講座では、塾生による政策立案発表を行いました。
各グループ講義前の時間を利用したり、個人的に集まりミーティングを重ねました。
また事前に決めていたテーマの内容をまとめるために市役所へ話を聞きに行ったグループもあり、発表に向けて熱意を感じることができました。
メンバーが集まるのが難しく苦戦しているグループもありましたが、リーダーを中心に内容をまとめて当日、無事に発表にこぎつけました。
発表の仕方として、10分の発表、5分の質疑応答、計15分間で行いました。
短い時間となりましたが、時間をしっかり守りスムーズに進行することができました。
質疑応答では、厳しい質問も出ましたが、半年以上の時間を掛けて作り挙げてきた発表なので、自信を持って質問に答えていました。
公務の中駆けつけた渡辺猛之塾長(参議院議員)から、今回の政策の中で難しい所もあるが実際に各自治体に提言できそうだと言っていただき、この言葉で、塾生からはテーマをもっと掘り下げてみて研究をしてみたいという声も聞けました。
更に塾生の士気が上がったように思います。
最後に、政策発表の講評を松下政経塾の金子一也研修局長にしていただきました。
各グループそれぞれに対し、厳しい採点ながらもしっかりとアドバイスをいただき、有意義に政策発表を終えることができました。
5月13日(土)ぎふ政治塾第8回講座
5月13(土)第6期自民党ぎふ政治塾第8回講座が開催致しました。
来賓には、主宰の猫田孝幹事長、組織委員長の篠田徹県議会議員、そして武藤容治衆議院議員にお越しいただけました。
第1部には兵庫県選出の鴻池祥肇参議院議員をお招きし、「今伝えたいこと、守りたいこと」をテーマに講義をしていただきました。
政治家として一番先頭に立つのは公の場で選ばれた者だから、政治家としての心構えとして、正しいものは正しい、おかしいことはおかしいとはっきり言わなければならない。
理解を得るためにも自分の考えをしっかりと伝えなければ相手に伝わらない。
率先して行う事の重要なものを教えていただけました。
そして保守である以上、日本という国を守り、政治で一番大事な国民を守らなければいけない。
政治家としての覚悟を本当の意味で伝えていただけました。
またご自身の経験の話で、色んなことを言われ続けてきたと思います。これまでの苦労がにじみ出ていた講義でした。
第2部は日本大学名誉教授の阿部竹松先生をお招きし、「聴衆を説得する演説ではなく、聴衆を納得させる演説」をテーマに講義をしていただきました。
今回は阿部先生や現職議員にアドバイスをいただきながら、議員ではない塾生が立候補演説を実際に行うことができ有意義な講義になりました。
講座終了後に、JR岐阜駅前にて街頭活動を行い、講義の中でいただいたアドバイスを活かしながら行いました。阿部先生にも参加していただき、
弁士を行った塾生一人ひとりへアドバイスをもらいました。
4月8日(土)ぎふ政治塾第7回講座
4月8日(土)第6期自民党ぎふ政治塾第7回講座を開催致しました。
第1部には選出で山口県第三区選出の河村建夫衆議院議員をお招きし、「地方創生について」をテーマに講義をしていただきました。
50年後には日本の人口が1億人を下回ってしまう事から、「人口減少と地域経済縮小の悪循環というリスクを克服しなければならない」「東京一極集中を是正し、若い世代の結婚・出産・子育ての希望を叶える」「地域の特性に即して地域課題を解決するという基本的な視点の下、まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立により国民の希望を実現して人口減少に歯止めをかける」といった事で、50年後に一億人を確保し活力のある日本社会の維持を目指していくということを学びました。
第2部はお笑いジャーナリストのたかまつなな氏をお招きし、「政治を身近に」をテーマについて講義をしていただきました。
お笑い芸人として活躍をなさってきた経験を活かし、高校などの教育の現場で講演をし、若者の政治参加をお笑いで広めようとしている方です。
若者の投票率が低い中で18歳選挙権が施行された現在では、高校などの教育の現場で固いイメージのある政治をお笑いという誰もが見ても分かりやすい形で、これから選挙権をもつ学生たちに呼びかけをしている若者の代表と感じました。
今回の講義の中に、ゲーム式のグループワークなどもあり、いつもとは違う雰囲気の中での講義でした。
講座終了後には、「ごみの有料化、無料化について」をテーマとした塾生によるディベートを行いました。難しいテーマでしたが、各チーム様々な意見が出て、充実した内容になりました。
3月11日(土)ぎふ政治塾第6回講座
3月11日(土)第六期自民党ぎふ政治塾第6回講座が開催されました。
東日本大震災から6年を迎えたこの日は、塾の開催前に亡くなられた方への哀悼の意を込めて、黙祷を行いました。
来賓の篠田徹組織委員長の挨拶後、講座を開講しました。
第1部講座には、静岡県選出の城内実衆議院議員をお招きし、外務省に勤めていた頃のお話を交えながら、「外交について」の講義をしていただきました。外交とは表は派手なものだと思われるが、裏では地味な作業を繰り返し積み重ねていく。
講義終了後には、JR岐阜駅前で街頭演説を行いました。
191ヵ国ある中、151ヵ国への訪問ができたのも、日本の外交が積極的で長期政権であり、日本の存在が大きくなっていると感じました。
第2部講座では、マーケティングコンサルタント・Web評論家の落合正和氏をお招きし、「インターネット及びSNSにおけるリスク管理と正しい付き合い方」をテーマに講義をしていただきました。
近年では選挙に活用したり、6年前の東日本大震災では人命を救ったケースもある。とても便利なものであり様々なことに活用できるようになったが、デメリットの部分も存在し、上手く使いこなせなければ、大きな問題に発展しかねない。
SNSの便利さ、危険性への理解、リスク管理を改めて考えることができました。
講座修了後に、JR岐阜駅前にて街頭演説を行いました。
2月11日(土)ぎふ政治塾第5回講座
2月11日(土)第6期自民党ぎふ政治塾第5回講座が開催されました。
講義に先立ちまして、渡辺猛之塾長が挨拶に駆けつけてくださいました。
第1部には京都選出の西田昌司参議院議員をお招きし、「憲法改正について」をテーマに講義をしていただきました。
戦後の日本は、GHQが深く関わり強い影響を受け、その歴史の中で慰安の日本の繁栄が築かれたが、未だに、アメリカのいいなりであることから、憲法改正をしなくてはいけない。
何が原因で、どうしてこうなったかという根源を知ることで憲法の矛盾してるところを認め、憲法改正をしなければいけないということを学びました。
第2部には、お陰様の心で神社を詣でる会 会長の古橋麻美氏をお招きし、「建国記念の日に国を想う~国旗に込められた日本の精神性」をテーマに講義をしていただきました。
日本の国旗の正しい色は、白色の下地に赤色の丸印ではなく、紅色の丸印ということを知りました。
日本人として正しい文化が伝えられていなかったことから、国の象徴である国旗の色も理解していませんでした。
国の象徴である国旗に敬意を表すことは国際社会の基本的マナーであることを学び、国旗を大切にすることは日本人としての責務であると感じました。
第5回の講義は建国記念日にふさわしい講義でした。
11月12日(土)ぎふ政治塾第3回講座
11月12日(土)第六期自民党ぎふ政治塾第3回講座が開催されました。
講義に先立ちまして、渡辺猛之塾長が挨拶に駆けつけてくださいました。
第1部には兵庫県選出の谷公一衆議院議員をお招きし、「災害に強い地域づくり」をテーマに講義をしていただきました。
ご自身が県庁に勤めていたころに阪神・淡路大震災に遭い、その復旧・復興に従事した経験から、東日本大震災ではその対応で活躍されました。
東日本大震災の被災地である福島の今について、「風評被害が未だにある。調査し数値は問題なくても他の産地のものに比べて農作物は価格が安い」と話され、
なお続く被害があることを知りました。
民主党政権下の初動態勢の反省と、自民党の原発への甘さがあり、「想定外」という言葉で許されるものではないと話されました。
災害大国である日本に住む以上、よく検証しさらに備えていくことが大事です。
被災されたことのある地域に比べ、経験のない地域のほうが備えが甘いという調査結果があり、「想定外だった。備えていたものだけでは十分ではなかった」という理由では解決できないため、被災地を視察し、生身で学んで地域の防災力を高める必要性を話されました。
第2部には日本大学名誉教授の阿部竹松先生をお招きし、「聴衆を説得するスピーチではなく、聴衆を納得させるスピーチ」と題してご講演いただきました。
最初にスピーチの行儀作法やスピーチの速度などの基本的な講義を行い、その後、スピーチにはいくつかの技法があり、その中で政治家のスピーチに向いているのは「起承転結法」であると学びました。
この「起承転結法」を使用し、塾生にはスピーチをしてもらいました。
塾生のスピーチを聞いて、始めにどの場面をもってきたらもっとよくなるのか意見を出し合いました。
同じ内容の話でも、順番を変えるだけでより聴衆がひきつけられるということがよくわかりました。
講義終了後には、JR岐阜駅前で街頭演説を行いました。
阿部先生にも参加していただき、弁士を行った塾生一人ひとりへアドバイスをもらいました。
10月8日(土)ぎふ政治塾第2回講座
10月8日(土)第六期自民党ぎふ政治塾第2回講座が開催されました。
講義に先立ちまして、ぎふ政治塾塾長の渡辺猛之参議院議員が駆けつけてくださり、最近新聞に掲載されている「来年1月の解散説」について、ご自身の見解を話されました。
第1部には野村真一武藤容治事務所政策秘書をお招きし、
「政策立案について」と題してご講演いただきました。
塾生による政策立案の課題を今期も行うため、これから立案を行う上で大事な基礎を教えていただきました。
立案には「事実と根拠が大事」と野村氏は話され、
現状をきちんと分析できていなければ良い政策はできないことや、
思いつきで行うのではなく根拠となるものを持っていなければならないことがわかりました。
日本を知り、岐阜県という土地のことを知り、分析し、
その場だけの政策ではなく未来を見据えた立案を行わなければなりません。
今はインターネットで簡単に根拠となる資料を閲覧することもできることなど、役立つアドバイスをいただくことができました。
第2部には塾生による政策立案のグループワークを行いました。
事前に募集したテーマの中から好きなテーマを選び、テーマごとのグループでどのように政策立案を進めていくのかを話し合いました。
今後約1年間でグループワークを進め、第9回講座には政策発表会を行い、順位を争います。
9月10日(土)ぎふ政治塾第1回講座
9月10日(土)「第六期自民党ぎふ政治塾」が開校し、地方議員、会社員、若手経営者、公務員、学生などが参加、入塾式並びに第1回目の講義を実施しました。
第1部の入塾式では、野田聖子総長(県連会長)、猫田孝主宰(県連幹事長)、渡辺猛之塾長(参議院議員)、篠田徹県連組織委員長(県議会議員)から塾生へ激励のあいさつをいただいた後、野田総長より塾生一人ひとりに入塾証が授与されました。
その後、塾生から自己紹介を兼ねて決意を述べてもらいました。
今期は過去最高の33名の入塾があり、約半数が新規応募者でしたが緊張感と初々しさ、そして熱意あふれるスピーチに会場も温かい拍手で包まれました。
また、継続受講生の中には「今期の継続をためらったが最終的には応募した」という率直な意見もあり、塾での目標や最終ゴールなどこれからの課題を改めて感じました。
その後、野田総長による記念講演が行われ、人口減社会の現実と保守政治の有り様について女性リーダーらしい目線の指摘に塾生からは「やはり女性が政治家になった方が良い」との意見も出るほどでした。
第2部では、伊吹文明衆議院議員を講師としてお招きし、「保守とは何か-日本文化と伝統を考える-」と題しての記念講演を賜りました。
伊吹先生の温和な口調とは裏腹にそのご講演内容は、知識と教養と経験に裏打ちされた「保守の真髄」と言うべき鋭いご指摘ばかりでした。
また、政治家の資質ついて「自分の意見が絶対的に正しい」という独善性を否定し、常に謙虚で他者の意見に耳を傾ける度量を身につけるべきであり、そのことこそ自由民主党のあるべき姿でもあるとのお話には、「人生最良の講演」と発言する塾生もいました。
第6期目となるぎふ政治塾ですが、「伝統を守りつつ自由な発想で新しい挑戦をする」そんな6期目になるよう決意を新たにいたしました。
中央政治大学院の皆様や、地元岐阜県連関係者の皆様のお力添えを引き続きいただきながら、今期も邁進してまいります。